子どもの権利
スウェーデンでは子どもの権利がとても大事です。
保育士として働くためには、この子どもの権利について熟知し、これを基に子どもに接しなければいけません。
このコースが始まってから数週間経ちますが、毎回毎回「子どもの権利」についてディスカッションをします。
今日は実習が始まる前の最終日として、「子どもの権利」についての総まとめのようなことをしました。
・子どもは自分の意見を言う権利がある、その意見は尊重されるべきものである
・性別、宗教、文化などによって差別を受けることがあってはならない
・全ての子どもは平等な価値がある
・しっかりとした食事、教育、ケアを受ける権利がある
などなど、、、挙げていったら50個くらい出てきます。
本当にたくさん子どもを守るための権利があります。
今日はこれらをもとに、保育園ではどうやって子どもに接するかを考えました。
子どもにどのように話しかけるかなどすごく考えさせられました。
今までは子どもを見ると、お目々くりくりでかわいいね〜など外見を褒めがちでしたが、よくないですよね。
冷静に考えれば、まあ当たり前のことなのですが・・・
今までは、これどうなんだろうとモヤモヤしながらも皆言ってるしな、とあまり考えずに発言してました。
このコースを取ってから私のこのモヤモヤの理由がわかってきた気がします。
本当にたくさんの学び、気付きがあります。
子どもの話をよく聞き、寄り添うことが大人の役目なのかな。
ここでは基本的に大人が何かを教えるのではなく、子どもが自ら学ぶことを大切にしています。
大人はその学びのサポート役ってところでしょうか。
色々勉強していくと日本の保育システムなども知りたくなってきました。
クラスメイトが「日本人の子どもはとても行儀がいい」という記事を読んだことがあるそうです。
たしかに、こっちの子たちに比べらた聞き分けいい子多いような・・・?
保育園や幼稚園で皆で一緒に歌いましょう!とか他の子どもと何かをする機会が多いから、協調性があるのかな?
こんなことを考えながら今日も終了。
今日もよくがんばりました。